お役立ち事典

Dictionary

コ型クランプ

特長

  1. 建設現場等では、常時多様な振動や衝撃を受けており、これらを吸収し得る高品質な製品が望まれています。
    当社は大手高炉メーカーの溶融亜鉛メッキ鋼板を素材として、ツバ付き袋状の一体成形によるコ型クランプを開発しこれらの課題に応えています。即ち、つかみ部分を袋状としたため、荷重分布がよく、強靱で耐振性が向上、先端部に取付けた自在皿バネと併せて総体に柔構造になり、振動によるゆるみの防止効果を十分に発揮します。
  2. 把握力を出すため、押しボルトは特殊鋼製のM14ボルト、皿バネは当社独自の八角形状で熱処理を行っています。
  3. スイング仕様について
    コ型クランプ本来の特性を失わず、現場ニーズにお応えして、機能性を一段と追求、クランプの位置を瞬時に水平⇔垂直へと切り替えのできるスイングタイプです。このタイプは、現場対応がよりスムーズにでき、しかも在庫管理が容易にできます。
衝撃テスト

注意事項

  1. セット時はボルトの締付トルクを必ず34.3〜44.1N・m (350〜450kgf·cm) にしてご使用ください。
  2. KS コ型クランプは随所に特殊鋼を使用し、高度なプレス加工技術によって生み出した優れた製品ですので、
    その特性を失うような再処理(酸洗・再メッキ)や溶接は水素脆性を起こす危険性もあり、使用上の安全のため、ご遠慮願います。
  3. 正しい使用方法(例)

許容支持力(社)仮設工業会認定品 以下に認定基準及び許容力を示します。

ページトップへ

万能スイング80型

特長

つかみ幅が35〜80mmまで有り、鉄骨やH形鋼とパイプを緊結する金物です。自在皿バネ使用により振動による緩みの防止効果を持っています。

注意事項

  1. 締付トルクは34.3〜44.1N・mでしっかり締めつけ、許容荷重以内にて使用してください。
  2. 鉄骨フランジ厚は35~80mmの範囲内でご使用ください。
  3. 2ヶ所使いで、抜け方向にならないように組んでください。

強度

ページトップへ

パイプクランプ

強度(社)仮設工業会認定品 以下に認定基準及び許容力を示します。

ページトップへ

壁つなぎ

特長

  • 共通:2段型・自在型

    半球状先端ボルトの採用
    本来、足場つなぎは建物と直角に取付けることが望ましいのですが、建物の形状やインサートの取付け位置の誤差により必ずしもそうならないのが現状です。この問題に対し、KS 壁つなぎは、半球状先端ボルトを採用し、操作性を向上させると同時に、荷重を全体に分布させることにより建枠にかかる衝撃や振動をバランスよく吸収し、より安全性を向上させました。

    荷重が全体に分布する状態
  • ボールネジ
    壁つなぎは建物外部に取付けられるものなので、コンクリートや吹き付け塗料などに対して、常に汚損される状況下にあります。KS 壁つなぎは調整ネジをボールネジとし、整備工場でのケレン作業をラクにしました。

    普通ネジ ポールネジ
  • 2段型

    1本で2本分の働きをするため、在庫品が少なくすみ、コストダウンが図れます。

    ピンの操作による3段階の幅広い調整を可能としておりますが、ピンをミゾ付き構造とすることにより、安全性を向上させております。

  • 自在型

    半球状先端ボルトは押すことにより固定されるので足場に近いところで取付け、取外しができます。

強度(社)仮設工業会認定品

壁つなぎを取付け面に対し、ほぼ真直になるように取付けた状態での許容荷重です。
引張許容荷重:4.41 kN (450kgf)
圧縮許容荷重:4.41 kN (450kgf)

注意事項

  1. 安衛則第570条第5項には、壁つなぎ取付け間隔は、垂直方向5m以下、水平方向5.5m以下と定めているが、風荷重を(社)仮設工業会編「改訂・風荷重に対する足場の安全技術指針」に準拠して算出し、取付け間隔を計算してください。
  2. 損傷、変形のあるものは絶対に使用しないでください。
  3. クランプを取付ける際の締付トルクは、34.3 N・m (350kgf・cm) が適正です。
  4. 壁つなぎは、取付け面にできるだけ直角になるように取付けてください。
  5. 壁つなぎの取付け位置は、単管の場合には建物と布の交叉部、枠組みの場合は建地材のジョイント部にできるだけ近づけてください。
  6. 防護柵·荷重用タワー等特に荷重のかかる所とか、足場が建物より先行する時の特に最上層部の壁つなぎを密にしてください。
  7. アンカーヘの取付け金具のネジは、約20mm確実に締め込んでください。なお、壁つなぎアンカーは専用のものを使用し、コンクリート強度が十分に出た状態で取付けてください。
  8. 壁つなぎの盛り換えは、近隣を補強し安全に十分配慮した上で、1ヶ所ずつ順次取付け、取外しを行い、同時に多数の取付け、取外しを行わないでください。
  9. 寸法調整ネジ部には抜け止めのカシメがしてありますので、無理に回さないでください。
  10. 2段型の場合は、ピンが穴にキッチリ入っていることを確認してください。ピン下向きの方が、コンクリートノロの侵入等に対し有利です。
  11. 壁つなぎの強度・性能等を維持するための経年品についての管理基準は(社)仮設工業会の「経年仮設機材の管理に関する技術基準と解説」の中の(第8節 壁つなぎ用金具)の規定に準拠し、適正に管理してください。

ページトップへ

親綱支柱・ロープグリップ・親綱ロープ

特長

落下による人体への衝撃は体重の何倍にも作用するといわれています。KS 親綱支柱は下階への落下を防ぐことはもちろん、人体への影響をできるだけ少なくすべく随所に衝撃吸収構造をもっており、墜落時の二次災害も最小限に食い止めます。

  1. つかみ部は皿バネ付きのボルト 2本により鉄骨をガッチリつかんではなしません。
  2. 支柱全体の強度バランスを研究し、支柱全体で荷重を受けとめるように設計されています。
  3. ロープ掛けは独特のループ形状をしており、落下時、衝撃力を吸収させる構造となっています。

注意事項

  1. 水平親綱支柱システムは使用に際し次の事項を点検し、異常のないことを確認するものとする。なお、異常を認めたときには使用しないこと。また、直ちに修理等の必要な措置を行うこと。

    水平親綱支柱システム各部材の変形・摩耗等の有無。

    親綱支柱の取付金具等の取付部の作動の異常の有無。

    緊張器の機能の異常の有無。

  2. 次のいずれかに該当し、強度の確保が困難であるものは、支柱用親綱として使用しないこと。

    ロープに切傷等の損傷のあるもの。

    著しい磨耗または溶断等の損傷があるもの。

    親綱として使用中に、落下・衝撃を受けたもの。

  3. 支柱のスパンは10m以下のものとする。
  4. 親綱支柱システムは1スパン 1人で使用する。
  5. コーナーに使用する支柱には、平行方向と直交方向の2本の支柱用親綱を同時に取付けないこと。
  6. 支柱用親綱の末端は、専用の緊張器を用いること。
  7. 親綱の外径が16mm以上であること。
  8. 支柱を設置した作業床と衝突の恐れのある床、または機械設備等との垂直距離(H)に応じて使用することのできるスパン(L)は、下図を参照してください。
  9. H形鋼の挟み部を奥までしっかり押し込んで締付けてください。
  10. ボルトは2本とも十分に締付けてください。適正締付トルクは60N・mです。

強度(社)仮設工業会 親綱支柱の認定基準を示します。

1. 支柱各部に切損及び亀裂がなく、かつ支柱が支柱固定治具から離脱しない事。

2. 親綱保持金具から親綱治具が離脱しない事。

ページトップへ

ハンドレール・ハンドレールプロ

特長

  1. 当社独自の180°回転式取付金具を装備しており、内・外どちら側にも取付けられます。
  2. 最長3,400mmまで伸縮し、3ヶ所のボルトを締付けるだけで取付け完了です。
  3. 踊り場用のKPHタイプは、180°回転式の取付金具の威力をいかんなく発揮して、踊り場等の曲折部に沿って取付けられます。(右図参照)
  4. 踊り場用のKPHタイプは、180°回転式の取付金具の威力をいかんなく発揮して、踊り場等の曲折部に沿って取付けられます。(下図参照)

関係法令ボーゴレールの項を参照。

ページトップへ

ボーゴレール・アルミボーゴレール

特長

  1. 3重伸縮構造のため、様々な開ロスパンに対してスピーディに対応することができ、簡単にスッキリと仮設作業ができます。
  2. サヤコーンを利用することで、ガタツキを防止しコンクリート打設後の撤去も簡単に早くできます。

取扱方法

  1. 支柱間隔は2m以内でこ使用ください。
  2. ハネ出し部が支柱間隔の1/4を超える場合はKS メガネクランプを使用してください。
  3. 使用例を以下に示します。

関係法令(社)仮設工業会「墜落防止設備等に関する技術基準」(抜粋)掲載の安全基準を下記に示しました。

  1. 適用
    本基準は、通路・作業床等の縁及び開口部等で墜落のおそれのある個所に設ける仮設的な手すり等について適用する。
  2. 種類

    第1種…荷上げ用の開口部、荷上げ構台•仮設階段の踊場、乗入れ構台、土止壁上部等に設ける手すり等

    第2種…第1種に掲げる以外の手すり等

  3. 防護工の施工

    手すりの高さは95cm以上とする。ただし、第2種の手すりにあっては90cm以上とすることができる。(手すりの高さとは、床の上面より手すりの上面までの高さをいう)

    束柱の中心間隔は2m以下とする。

  4. 防護工の強度
    手すり等の主要部分は、種類に応じ、それぞれ次表に示す荷重の値に対して、水平最大たわみは10cm以下とする。

    労働安全衛生法 第21条
    (労働者の危険又は健康障害を防止するための措置)

    労働安全衛生規則 第519条
    (墜落、飛来、崩壊等による危険の防止)

    労働安全衛生規則 第552条
    (通路、足場等)

ページトップへ

メトロポスト

強度(社)仮設工業会認定品(第一種基準適合品) 以下に認定基準を示します。

  1. 適用
    この基準は、通路、作業床等の縁及び開口部等で墜落のおそれのある個所に設ける仮設的な墜落防護工(以下、防護工という)の構成部材として使用するガードポスト(取付金具付束柱)について適用する。
  2. 種類
    ガードポストの種類は、設置個所により第1種又は第2種とする。

    第1種:荷上げ用の開口部、荷上げ構台、仮設階段の踊場、トラック桟橋、土止め壁上部等に設ける防護工に使用するもの。

    第2種:第1種に掲げる防護工以外の防護工に使用するもの。

  3. 施工
    ガードポストの高さは95cm以上とする。ただし、第2種にあっては90cm以上とすることができる。(ガードポストの高さとは、床の上面より上桟の上面までの高さをいう)
  4. 強度等

関係法令

労働安全衛生法 第21条(労働者の危険又は健康障害を防止するための措置)

労働安全衛生規則 第519条(墜落、飛来、崩壊等による危険の防止)

労働安全衛生規則 第552条(通路、足場等)

ページトップへ

次世代兼用ブラケット・伸縮ブラケット

強度(社)仮設工業会認定品 以下に認定基準を示します。

関係法令

労働安全衛生法 第42条(機械等及び有害物に関する規則)

労働安全衛生法施行令 第13条 22項-2(労働大臣が定める規格又は安全装置を具備すべき機械等)

労働省告示(第103号) 第26条 ~ 第31条(鋼管足場用の部材及び附属金具の規格)

ページトップへ

KS タイ

ネガラミ金物

関係法令

労働安全衛生規則 第242条(型枠支保工についての措置等)
事業者は型枠保について、次の定めるところによらなければならない。
②支柱脚部の固定根絡みの取付け等、支柱の脚部の滑動を防ぐための措置を講ずること。
④鋼材と鋼材との接続部及び交さ部は、ポルト、クランプなどの金具を用いて緊結すること。
⑦パイプサポートを支柱として用いる場合

パイプサポートを3以上継いで用いないこと。

パイプサポートを継いでいるときは、4以上のポルトは、専用の金具を用いて継ぐこと。

高さが3.5mを超えるときには、高さ2m以内ことに水平つなぎを二向に設け、かつ水平つなぎの変位を予防すること。
(①、③、⑤、⑥、⑧~⑪号略)

ページトップへ

カベサポート・PCサポート

強度

関係法令

労働安全衛生規則 第240条(型枠支保工についての措置等)
(第1項略)
2 前項の組立図は、支柱、はり、つなぎ、筋かい等の部材の配置、接合の方法及び寸法が示されているものでなければならない。
3 第1項の組立図に係る型枠支保エの設計は、次に定めるところによらなければならない。
(①、②号略)
③鋼管枠を支柱としているものであるときは、当該型枠支保の上端に、設計荷重の100分の2.5に相当する水平方向の荷重が作用しても安全な構造のものとすること。
④鋼管枠以外のものを支柱として用いるものであるときは、当該型枠保エの上端に、設計荷重の100分の5に相当する水平方向の荷重が作用しても安全な構造のものとすること。

ページトップへ

グリッパー

取扱方法

長さ調整が必要な場合のセパレーター(もしくは吊りポルト)の長さ等は下記要領にてお願いします。

  • 荷重が全体に分布する状態

    縦引きの場合の寸法
    セバレーターの寸法
    L=H1+H2+45 (mm) (ネジ長:40mm)

    横引きの場合の寸法
    セバレーターの寸法
    L=B1+B2+45 (mm) (ネジ長:40mm)

  • 普通ネジ ポールネジ

    梁型枠吊りの場合の寸法
    セバレーターの寸法
    L=h1+h2+45 (mm) Cネジ長:40mm)
    (注)フランジ厚が異なる場合は、最大厚により全長を決め、ネジを長くするとセパレーターを共通にできます。

ページトップへ

ガッツ・ネオガッツ・小ガッツ・ゼロガッツ

法的根拠

「公共建築工事標準仕様書」

第5章 3節 加工及び組立

5.3.1 一般事項

(d)鉄筋には、点付け溶接、アークストライク等を行わない。

担当:大臣官房官庁営繕部 国土交通省

ページトップへ

セパレーター

強度

  • ①コンクリートの側圧は下表により計算してください。(JASS・5による)

  • ②セパレーターの取付けピッチは下記のグラフを参考にしてください。

  • ③(参考)KS パットセパレーター跡の充填モルタルの付着強度(付着強度試験レポー トの抜粋)

    • 試験結果
      下記試験要領によりパットセパ跡のモルタル付着強度について試験した結果、ポリコンの場合に比べて同等もしくはそれ以上の付着強さであることが認められた。
      試験材料
    • 試験委託先
      日本化成㈱水口工場研究所
      1994年6月3日(レポート提出日)
      試験要領
      試験用コンクリートを2ヵ月養生し、モルタルを金ごてにより充填(施工時の温度及び湿度: 26℃、55%R.H.)。次いで、室内に静置し7日間養生し、その後佐久間式引張り試機で荷重測定した。

ページトップへ

天井吊金具

取扱方法

デッキの種類を確認して天井吊金具の種類をご選択ください。

フラットデッキ及び合成スラブの種類は下表の通りです。

ページトップへ

ページトップへ

TEL: 0120-611-588
お問い合わせ